業界動向

MicrosoftがWindows 11に新復旧機能「Point-in-time Restore」を導入へ

MicrosoftはCrowdStrike障害を受け、システムを過去の状態へ即座に巻き戻す新機能「Point-in-time Restore」を発表。Windows 11の信頼性向上を目指す施策です。

公開日: 2026/7/16

Microsoftは、Windowsのシステム信頼性を抜本的に強化する新施策「Windows Resiliency Initiative」を発表しました。この取り組みは、2024年に発生したCrowdStrikeの大規模障害が引き金となっており、OSレベルでの回復力を高めることを目的としています。その中核となるのが、Windows 11に導入される「Point-in-time Restore」です。これはシステム全体を過去の安定していた時点の状態へ強制的に巻き戻すことができる強力な機能であり、致命的なエラーが発生した際でも、迅速かつ確実な復旧が可能となります。本機能は2026年6月頃の一般提供開始が予定されています。

今回の発表は、企業のIT担当者や個人ユーザーにとって朗報と言えるでしょう。特に、アップデートに伴う不具合や設定ミスによってシステムが起動不能に陥るリスクを最小限に抑えられる点は、業務継続計画(BCP)の観点からも極めて重要です。日本国内の企業においても、Windows環境は業務の根幹を成しており、この新しい「元に戻す」ボタンの実装により、予期せぬトラブルに対するダウンタイムを劇的に短縮できることが期待されます。今後の展開に注目が集まります。

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